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吹奏楽のための「あんたがたどこさラプソディー」

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 この曲は平成28年熊本地震をきっかけに「熊本のために自分も何かできることをしたい」という想いから作曲しました。

以前から熊本の連なる山々を眺める中で、遥か昔からそこに鎮もる山々への畏敬の念を抱き、「太古の昔、ここには神々が住んでいた」

というコンセプトでイマジネーションを広げました。

 また、この曲には、熊本の代表的な肥後てまり唄「あんたがたどこさ」の旋律がモチーフとして用いられています。

古くから熊本で親しまれてきたこの旋律を取り入れる事で、熊本の土地や人々に受け継がれてきた記憶を、音楽の中に織り込みました。

 ゆくゆくは大編成の吹奏楽やオーケストラにしたいという夢をもちつつ、

ピアノソロ曲「火の国熊本」として自身の演奏により2017年に熊本県で初演されました。

 その後、2024年に新たな形へと改編され、アンサンブル曲、「あんたがどこさラプソディー」として生まれ変わりました。アンサンブルユニット「Duo月香」のフルーティスト吉永洋子氏、ピアニスト山城英樹氏によって熊本県玉名市にて演奏されました。

 そして、2025年、WaiWaiアーティストグループ代表吉永氏の委嘱を受け、吹奏楽のための「あんたがたどこさラプソディー」として編曲され,桐田信一郎氏指揮の下、WaiWai吹奏楽団により、八千代座で初演されました。

 そして今回、更にブラッシュアップされ現在の形となりました。

熊本は、水道水がミネラルウォーターと言われるほど、豊かな自然と美しい景観に恵まれています。世界最大級のカルデラを有する阿蘇の大地は、阿蘇山の噴火によって形造られました。大きな噴火の後には、長い年月をかけて、より美しい自然が生まれていくと言われています。
 「阿蘇」という文字に含まれる「蘇る」という意味に重ね合わせるように、徐々に美しい自然が蘇っていく姿、そして熊本の復興への願いを込めて、この曲の最後は作られています。

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